APPROACH
少人数でも、
まわる仕組みを作る。
ノーコードツールを導入しても、結局は誰かが仕組みを覚えて回し続けなければならない。私たちは業務を標準化させる代わりに、現場の言葉のまま言語化し、構造化し、実行可能な単位に分解する——そのための方法論と、開発から運用までを担うチームを持っています。
なぜ、ツールを入れても現場は変わらないのか。
ノーコードの業務自動化ツールは、連携できるアプリの数も日本語対応も年々増えています。それでも、現場に定着するかどうかは別の話です。
フローを組んだ担当者が一人異動・退職すれば、仕組みは止まります。紙やExcel、電話でのやり取りのように、システムの外に残った手作業があれば、「つなぐ」だけでは業務は変わりません。何より、業務のやり方そのものが言葉になっていなければ、どんなに優れたツールも何を自動化すればいいのか判断できません。
私たちが最初にやることは、ツールを選ぶことではありません。現場の言葉のまま、業務を言葉にすることです。
言語化 → 構造化 → 分解 → 振り返り
当社のアプローチは、この4段階を回し続けることです。
- 01言語化
勘・経験・口伝でしか伝わっていない業務を、対話を通じて言葉にする。マニュアル化されていない判断基準、担当者の頭の中にしかない例外処理——これらを、現場の言葉のまま引き出す。
- 02構造化
言語化した情報を、実行可能な形に整理する。誰が・何を・どの順番で・どんな例外があるときにどう判断するか。標準化(誰にでも同じやり方を強制すること)ではなく、その現場固有のやり方を保ったまま構造化する。
- 03分解
構造化した業務を、人がやるべきこととソフトウェア・AIに任せられることに分解する。すべてを自動化しようとはしません。任せられる部分だけを、確実に任せる。
- 04振り返り
AIにしろ人にしろ、育つかどうかを決めるのは才能ではなく、伝え方・渡す情報・振り返りです。任せた後の実際の運用を見て、伝え方や渡した情報が適切だったかを確認し、次の言語化の精度を上げる。この4段階は一度きりで終わらず、回し続けるものです。
この4段階は、単体で切り出して提供するものではありません。実際に届く形は、次の2つだけです。
方法論は、2つの形で届けます。
Chizel(ソフトウェア)
対話で業務を言語化し、AIが使える形に構造化するプロダクト。頭の中にある判断基準を、引き継げる形にして残します。
直接開発(月額の併走)
少人数のチームが現場を持つ企業へ直接入り込む形。作って納品して終わりの受託ではなく、月額の契約で開発から運用まで責任を持ち続けます。
現在の適用例
この方法論は業種を選びません。ただし今は、特定の業種に深く入り込むことを優先しています。
卸売・食品流通
現場を変えない開発
青果・精肉・食品卸売の現場で、FAXや紙、勘に頼っていた原価計算といった「変えられない現場」に向き合い、業務を止めずに仕組み化する受託開発サービスです。
詳しくは kaenaigenba.com へ
できないことも、先に言います。
何でも自動化できるとは言いません。すでに市販のソフトでうまく回っている業務を、無理に作り直すこともしません。この方法論が効くのは、「業務のやり方が言葉になっていないために、何から手をつければいいか分からない」という状況に対してです。